• 仏語圏アフリカセネガルでの大学生向け実践型インターンシップ

セネガルの首都ダカールでインターン生達が運営しているレストラン「Jamm Rekk」(ジャンムレック)では過去2回セネガル人スタッフの採用面接を行いました。

基本的にはJamm Rekkの面接~採用まではインターン生に一任しています。

セネガルにも求人サイトがあるので、求人サイトの文章作成から(実際には日本語or英語で考えてもらいスタッフがそれをフランス語に翻訳)、面接希望者からの電話対応、面接日の決定、実際の面接、そして採用まで基本的には全てインターン生でやってもらっています。

ちなみにフランス語が喋れなくてもそれ程問題ではなく、最初フランス語が全く喋れないインターン生達は「うわ!電話鳴ってます!原田さん出てください!!」と言われたりしています。

でもそこでインターン生に出させても暗記したばかりの下手くそなフランス語で何とか面接日を決めています(笑)

あと、仕事が少ないセネガルでは一つの求人に数十件の電話が掛かってきたりします。
さすがに全員とは面接が出来ないので電話での振り分けも大切になってきます。

ただし、こちらが求人サイトに記載した「募集要項」はアフリカの人はあまり見ません。
例えば「〇〇地区在住の方」と書かれてあっても全く違う地域に住んでいる方から電話が入ったりします。

なのでこちらの希望に沿わない方の場合は丁重にお断りをして電話を切ったりもします。

そんな面接の電話を数回、数十回と繰り返す内にどんどん自然になっていき「あれ?私フランス語少し上達してます??」という感じになります。

面接はスタッフも同席して始まります。
でもまず初めにインターン生から面接者へ一通り質問し、その後スタッフがフォローします。

面白いのが面接官を数回繰り返していくと、言葉はほとんどわからなくても「あの人、なんかいい感じでしたね。」「あの人は面接中もずっとイヤホンしながらやる気もなさそうだったし、良くなさそうですね。」となんとなく判別できるようになっている事。

大学生や20代だと面接はされた事はあっても、面接官となって面接をする側は経験がない方がほとんどなので、これからもその経験を活かしてくれたら嬉しいなという想いがあります。

そして、採用したセネガル人スタッフ達と一緒に仕事が始まります。
やっぱり自分たちで採用したスタッフというのは特別で、色々と気に掛けて可愛がっています。

そんな経験もセネガルのアフリカの魅力の一つかなと思ったりしています。


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