実際に参加された方の体験談になります。
名前:髙谷大稀さん(男性)
期間:2019年4月9日~2019年7月10日(3か月間)
年齢:20歳
職業:大学2年生
A.僕の場合は「怖いもの見たさ」です。
アフリカって聞くと「戦争」「内戦」「貧困」というようにかなりネガティブなイメージを抱きがちだと思います。
実際に自分もイメージとしてはそうでした。
しかし、あらゆる出来事、イメージとリアルが一致したという試しはなく、「自分の目で実情を知りたい」と思ったことがきっかけです。
A.アフリカに行くだけなら「旅行」でも良いのですが、私はアフリカの全体像を見たいわけではなく、生活空間など細かい部分に興味を抱いていました。
そこで暮らす人のリアルな想いや現状を知りたい、見たいという気持ちで、長期滞在ができ、なおかつ現地の人々と共有する時間の長さに惹かれ参加することにしました。
あとは、たまたまアフリカの特集をTVでしていて勢いで応募したところもあります。
A.渡航が近づくにつれ正直、不安の気持ちは増していました。
僕は海外経験もあまり多くなかったので、飛行機の搭乗からトランジット、あとは予防接種など。特に人より不安症なので言っちゃえば全部不安でした。
でもそんなのは行くまでの不安なんで、行っちゃえば全部無くなります。
A.基本的にはジェムレックというレストランの運営全般に携わりますが、レストランを使ってやりたいこと何でもできます。
僕は音楽が好きで、なおかつセネガル人が音楽に合わせてすごく楽しそうに踊ったりしているのを見るのが幸せだったので、「音楽イベント」を開催しました。
実際にセネガル人の方にも演奏してもらったりと非常に有意義な時間でした。
音楽イベントについては以前インターンブログでも書いたのでもしよろしければこちらもご覧ください。
⇒JammRekkで音楽イベントを開催した1週間 インターンブログ
A.最初は全部が全部印象的でした。
スタッフが業務中に昼寝しちゃうところや、売り上げの計算がなかなか合わないことが頻繁にあることなど、日本では見られない光景が見れます。
あとは、すごくセネガル人スタッフは気さくで優しく、セネガル料理を振る舞ってくれたりします。
そういった小さな優しさが僕は印象的です。
フランス語は大学1回生のときに第二言語として勉強していましたが、会話は全くできませんでした。
でも、週3回のフランス語授業と自学で、1か月ほどでほんの少しだけ聞き取れるようになり、3か月後にはつたない会話ができるようになりました。
ひたすら会話して数をこなすことが一番だなあとものすごく思いました。
A.人それぞれあると思いますが、僕の場合は「自分の無力さ」を知りました。
音楽イベント一つにしても僕一人だけの力でできることなんてなく、様々な面で同期のインターン生や原田さん小林さんの力を借り、人を頼ることの本当の大切さを学びました。
それまでは、人を頼ったりすることがあまり得意ではなく、なんでも一人でやってしまっていましたが、自分一人の力より、周りの力を合わせた方が何倍もの結果、楽しさ、喜び、やりがいがありました。
そして、支えられているありがたみを理解できます。
これはインターンに参加したからこそ気づけた価値観だと今でも思います。
A.業務のことはいろいろ話したので、それ以外のことで挙げるとセネガル人とのサッカーです。
セネガル人の小学生か中学生くらいの少年は本当に上手くてものすごくエキサイティングでした。
そしてなんといっても、純粋に楽しそうに無邪気にサッカーをしている様子が僕には印象的で、純粋さや無邪気さって大事だなあと考えさせられたりもしました。
あとは、海沿いのレストランも、マングローブ見にいったこともたくさんあります。
A.想像もしていないような出来事が起きるし、起こせると思います。僕の場合、仮にセネガルに来ずにボ――っと日本にあのままいたらと思うと、ぞっとします。
「思い立ったが吉日」という感じで、なんでも行動して、見て、感じて。そうすればとりあえず、面白くはなると思います。