• 仏語圏アフリカセネガルでの大学生向け実践型インターンシップ

はじめまして!
2019年4月10日からの3ヶ月間、インターンをしている髙谷大稀です。

この度はインターン業務の活動紹介として、6月2日(日)〜6月8日(土)の1週間の生活を紹介したいと思います。

の前に軽く自己紹介をさせていただきます。
兵庫県出身大学生20歳の髙谷大稀と申します。

ちょっとだけ音楽が好きで、ちょっとだけ旅行が好きで、あとちょっとだけスポーツ好きです。

スポーツに関しては小林さんとは野球の話を、原田さんとはサッカーの話を、会話の半分くらいその話してるんじゃないかってくらいしてます。

つい最近、コパアメリカがあったので営業終了後に観戦していました。

観るだけでなく、セネガルではサッカーが本当に盛んなのでグラウンドに行くと少年たちと気軽にできます。

以前サッカーをしたときは和心のすぐ横のグラウンドで、中学生くらいのセネガル人対和心ファミリーというW杯以来の日本対セネガルが実現しました。でもこの少年たち、めちゃくちゃ上手くて(自分が下手なだけかも)完全にカモにされました(笑)
久しぶりに体を動かし、楽しむことができました!

あと、なぜかセネガルという地でギターを始めました。原田さんの弟である亮二さん、原田さんの奥さんのチャーコさんに音楽の楽しさを教えていただいたことがきっかけで、なんだかギターの音聴いてる時は落ち着くというか、楽しいというか、上手く伝えれないけどなんか好き。「そんな好きなことをこのインターン業務に活かせればなあ」という想いがきっかけでJammRekkで音楽イベントを開催することになりました。

以上そんな自分でした。

このことを踏まえて音楽イベント開催前の1週間の様子を紹介したいと思います。

・2019年6月2日(日)〜6月8日(土) 活動内容一覧
6月2日(日) 無人島であるマドレーヌ島へ
6月3日(月) 海沿いレストランでゆっくりビール
6月4日(火) ouakam地域のイベント営業回り、イベント打ち合わせ
6月5日(水) コリテのため、休業
6月6日(木) コリテの影響?セネガル人スタッフが来ない!?
6月7日(金) ouakam地域のイベント営業回り、イベント打ち合わせ
6月8日(土) 音楽イベント開催

こんな1週間を過ごしました。このなかから主に休日の過ごし方と音楽イベント開催についての二つを詳しく紹介しようと思います。あと、最後にちょろっとコリテの時のセネガル人の様子も紹介します。

・休日
日、月曜日は休業日なので僕の場合は観光地に行ったり、近くの店でゆっくりしたり、寝るだけだったりと自由気ままに過ごしています。5月にはセネガル北部のサンルイという世界遺産の街に行ってきました。ここはダカールから5〜6時間くらいかかるので、かなりの長旅になりますが綺麗な街並みが見れます。

この週はマドレーヌ島という無人島のツアーに参加しました。和心からバスと船を乗って1時間以内で着くダカール市内にある無人島です。島には本当に何もなく落ち着いた空気が流れています。海にも入ることができ、僕はただただボーッと過ごしていました。比較的近い観光地なのでインターンに参加した際は是非行ってみてください!

また、海沿いのレストランに行くのもオススメです。おいしいムール貝が食べれたり、ゆっくりビールが飲めたり、本当にここはアフリカか?というような気持ちになります(笑)
この辺りは海外企業がオフィスを構えているエリアでもあり多くの欧米人や中国人がいます。

・音楽イベントに向けての活動
[目的]
冒頭でお話しした通り、音楽イベントを開催することになりました。この音楽イベントを開催するにあたってもう一つ目的がありました。それはJammRekkに足を運んでもらうきっかけを作るためです。音楽イベント開催を決める前にJammRekkの宣伝営業で外回りをしていた際、多くの人が「知ってはいるけど、行ったことない」と話していました。実際、JammRekkの立地は人通りの多い道から一本入ったところにあるため、「遠いんじゃないの?」などと言われることが多くありました。僕は一度来てもらえばその感覚が変わってくるのではないかと考え、そのきっかけとして音楽イベントを開催するに至りました。

[活動内容]
この開催に当たって大きく二つのことをしました。一つは告知活動。もう一つは出演者募集です。

まずは告知活動ですが、主にはチラシ、ポスターを製作し、ouakam地域の人に配布したり、飲食店やブティックに掲示を依頼したりしました。ここで問題になってくるのが、全てフランス語でやり取りをしなければならないということ。細かいことを聞かれても上手く返せない、、、、、そこからフランス語の勉強を本気で取り組むようになりました(笑)

そして、二つ目の出演者募集ですが、これがかなり難航しました。そもそもどうやって音楽家を探すのか?見つかったとしても「いつの話?まだまだだな!インシャーラー!」と言い返されるばかり。。。。(インシャーラーとは行けたら行くみたいな感じ)
また、プロのアーティストの方とも打ち合わせをしましたが、なかなか条件面が噛み合わずこれも交渉断裂。そんなこんなで、「これ、本当に開催できる?」なんて思いながら過ごしていると、元和心セネガル人スタッフのAndreが手を差し伸べてくれました!また、あしながの学生にも協力を仰ぎ、なんとか開催まで繋ぐことができました。

[当日(6月8日)]
さあ、当日になりました。その時の僕の心境としては不安9割、楽しみ1割というなんとも言えない心理状態。それは開始時間の17時が迫るに連れて強くなっていきました。というのも、開始時間になってもお客様ゼロという、なんとも泣きたくなる状況。。。。「あの外回り効果がこれかあ」なんて落ち込んでいてももう当日!なんなら開始時間過ぎてる!始めちゃおう!って始めたら子供たちがなんだなんだ?と集まってくる!それだけでなく、JammRekk周辺の住民も窓の外からずっと見てくれている!気づけばJammRekk埋め尽くすほどになりました。

お客さんも一緒に歌って、めちゃくちゃ楽しい空間でした!

・このイベントを振り返って
とにかくイベントをやろうと決めた時はやる気に満ち溢れていましたが、準備を進めていく中で壁にぶち当たる毎に、疲弊している自分がいました。慣れない言語でのコミュニケーション、日本人としての常識が本当に通じない中でのイベント準備は毎日毎日が試行錯誤の日々でした。「普通だったらこうだよね」というセオリーが一切分からない。これはインターン終盤になった今でも分かりません。でも、分からない中で色々試してみて、なんとか成功させよう、結果を出そうとするその行動自体がすごく意味のあることだったなと振り返って感じます。

6月22日にもう一度音楽イベントを開催することになっています。今回見つかった課題をクリアしていけるように新たに試行錯誤を繰り返している最中です。

・コリテって?
コリテとは一言で言うとラマダン明けのお祭りで、今年はラマダン明けが6月5日だったので、この日がコリテになりました。セネガルでは二番目に大きな祝日らしく、街は閑散としてました。(日本で言う正月みたいな感じかな)

そして、個人的に面白かったのが和心のセネガル人スタッフ。和心の休業日は6月5日のみ。セネガル人はみんな家族で過ごしていたそうです。

6月6日からは通常営業。でもセネガル人スタッフが来ない。。。無断欠勤
6月7日も当然通常営業。でも今日も来ない。。。またまた無断欠勤

結局6月8日までの誰も来ませんでした(笑)
いや、日本だと笑い事じゃない、、、クビになっちゃうよ、、、、、

でもそれを「こっちだとよくあることだよ(笑)」と笑ってる原田さんたち

新鮮すぎた(笑)

終わり。


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