名前:長田香澄さん(女性)
期間:2019年2月22日~2019年3月20日(1ヶ月間)
年齢:20歳
職業:大学2年生
アフリカに行ってみたいと思ったことがきっかけです!
どんな感じのとこなんだろうって。
なので私の場合は「どうしてもセネガルに行きたい!」ではなく、アフリカ内なら比較的どこでも良かった感じです💦
そんな中アフリカに行く選択肢の中で、旅行でもスタディツアーでもない形を探しており「アフリカの日本食レストランでインターンシップ」というキーワードに惹かれました。
食べることが好きで、漠然とですが私も将来海外で日本食レストランを開いてみたいなと思っていたからです。
マラリアの予防接種はなく予防薬を飲むしか予防法はないのですが、結局マラリア予防薬は飲まなかったことが最初は不安でした。
しかし蚊に沢山刺されましたが、マラリアにはならなかったので意外と平気なんだな~と思います!
セネガルに来てから、マラリアも発症してすぐに病院に行って手当をすればそれ程怖い病気ではないとわかりました。
ダカールには大きな病院が沢山あるのでその点は安心できるなと思いました。
あとは、もしセネガルに到着してから楽しめなかったらどうしよう…??と不安でした(笑)
なにも分からない、想像できない場所に行くので要らない心配までしてしまいます。
でも実際に行ってみると、めちゃめちゃ楽しかったのでその心配は杞憂に終わりました(笑)
和心2号店のJammRekkにて、開け閉め作業と接客、買い出し、歩き売り、会計、イベントの企画などです。
私は1ヶ月の滞在中、日本祭りを2度開催しました!
日本祭りについてはこちらの記事に詳しく書いてます⇒【インターンブログ】セネガルJAMMREKKで日本祭りを2回開催
休みの日はインターン生仲間で遊びに行ったりしました!!
例えば、ラックローズというピンクの湖までタクシーで行って泳いだり、セネガル最大のショッピングモールのseaplazaでボーリングをしたり、動物園に行ったり、アフリカのディズニーランド(?)のマジックランドに行ったり、アイス食べに行ったりなどなど。
どこに行ってもも刺激的ですごく楽しかったです!
夜にセネガル人のお兄ちゃんと妹ちゃん(小学5年生と小3年生くらい)の2人がJammRekkに来て、よくテイクアウトで注文してくれていました。
出来上がりを待っている間、2人とお話ししたくて習いたてのフランス語を使いお喋りしたのがとても楽しかったです!!
2人は2号店の近所に住んでいると言っていたので、地元の方が常連さんになってくださっていることに、喜びというか、、すごく嬉しいなって思いました✿
セネガル人スタッフとは、分からないこと気になったことは聞く、話したいと思ったら話すことを意識していました。
伝えたいと思ったら伝わるまで伝えることも大事だと思います。
その際の伝え方は【ジェスチャー+分かるウォロフ語フランス語の単語+つい出ちゃう日本語】を交えてコミュニケーションをとっていました(笑)
お客様とのコミュニケーションは、前述のお兄ちゃん妹ちゃんのようにやっていました。
笑顔でいらっしゃいませ、ありがとうございましたは言っていましたが、インターン生でとても自然にできている子がいたのでその子に頼ったりもしていました。
私なりには、アンケートを使ってお客さんとコミュニケーションをとっていました。
みんなそれぞれの、素敵なところを持っているんだなあ、、って分かったことです。
それは私の中ではすごくセネガルに来て変わったところだなと思います。
フランス語やウォロフ語も少しではありますが、上達しました。
JammRekkの新メニューとしてわたあめを新メニューにしよう計画があったのですが、私の力不足で断念してしまいました・・・。
セネガルにある機材で作ろうかと頑張ってみましたが、やはりわたがし機がないと作れない!という結論になりました。
それだけが心残りです(笑)
是非いつか実現をお願いします!!!(笑)
香澄は初日から、いやダカール空港到着直後に圧倒的な存在感を見せつけてくれました(笑)
いや~今思い返しても本当に面白かった(笑)
さて、冗談はさておき、香澄と言えばとにかく日本祭り開催の立役者でしょう!
彼女がセネガルに着いて数日後に「原田さん、来週日本祭りやるので来てくださいね☆」と言われ、日程取りからイベント内容から新メニューから香澄が中心となってやってくれていました。
僕から「日本祭りやろう!」的な事は何一つ言ってないのに、自分たちで色々と考えて話し合って出した答えが日本祭り開催との事でした。
当時のインターン生3人は香澄も含めて、フランス語の会話力はゼロ。
それでも全く話せない中、身振り手振りでセネガル人スタッフに共有したり、近所の人たちにイベントの告知をしたりして日本祭りを実行に移してしまうのは本当に凄いと思っていました。
当時の彼女たちは毎朝9時~10時のフランス語の授業が終わった後はすぐにJammRekkに直行し、その後閉店時間までほとんどずっと日本祭りの準備や新メニュー作り等の準備をしてくれていました。
多分JammRekk史上一番準備を要したイベントだったと思います。
1回目のイベントは普段お店に来てくれる常連さんの他、初めてのお客さんもちらほら。
子ども達も沢山集まってきて、売上げアップとJammRekkをいろんな人に知ってもらうという目的を見事に達成。
そして、2回目のイベントでは青年海外協力隊の方とのコラボイベントという事で、イベントは日本人30名以上を集客。
セネガル在住の日本人は約230名とされているので、単純計算で8分の1以上の日本人を集客した形となりました。
協力隊の方のイベントも大盛り上がりで、持ってきていただいた商品も飛ぶように売れ、JammRekkのメニューも売れまくりで材料がなくなって僕も何度も買い出しに行きました。
そして2度目の日本祭りでは一日の過去最高売上げを更新。
ちなみにこの月(2019年3月)は月間売上の過去最高も更新しました。
僕は日本祭りを見ていて、みんな本当に楽しそうで充実している姿を見て心から嬉しくなりました。
毎晩遅くまで準備をして疲れているだろうにも関わらずみんな「文化祭みたいで楽しいです!」と言ってくれて本当に幸せな気持ちになりました。
また、JammRekkの日本祭りを開催した事で、来場者の方が近くの売店で買い物をしたり、JammRekkの買い出しもしたり、近所のお店も潤っているように見えました。
これが「地域活性化というやつなんだな。」と僕自身も思っていたし、香澄を初めJammRekk日本祭りに携わってくれたインターン生達はそれを感じていたと思います。
セネガルという地でこれを実感できたのは本当に凄い事だと思うよ。
いつか香澄が将来わたがし機を日本から持ってきて、わたがし屋さんを開業する日を夢見ているよ(笑)
いや、ホントに・・・。
香澄、改めてセネガルに来てくれてありがとう!
原田