• 仏語圏アフリカセネガルでの大学生向け実践型インターンシップ

初めまして!
2019年2月~3月の1か月間セネガルの和心でインターンシップをしていた伊藤理帆と申します。

普段の活動・業務・生活をどんな風にやっているか、これから来る方に少しでも参考になればと思い、インターン生4人で順番にブログを更新させていただく事になりました!

これから来られるかもしれない方に少しでも参考になればと思います!

それでは下記にどんな事をやっていたか記載していきます。

2019年2/26(火)〜3/4(月)活動内容

この1週間のJammRekkとして、私個人としての活動報告です!

休日は観光地や村などにも出かけました。

2月26日(火)週始めのjammrekk準備、ダカール漁港へ買い出し

すごい!!セネガルに来て、見たことのない景色に言葉が出ないみたいなことは何回かありましたが、その中でもトップクラスの光景でした。

人、人、魚。

匂いとか、ハエなんてもはや気にならなかったです。
漁を終えた船はみんなで押して浜にあげます。

ビビりながら歩いている自分の服にも魚ちょんちょんしてきたり、売り付けに来たり、商売相手間違えてるやろって思いながらも、生活かかってるんだなと感じました。

実は火曜日に行った漁港はセネガルに来て2回目。
1回目に漁港に行ったちょうどその日、こんな記事を見つけました。

あまりにタイムリーで、SDGsについても勉強したのに肝心の漁港をビビってよく見ていなかった、、。

また行けたらいいな〜って思っていたので、この日原田さんに漁港に別の所に連れて来てもらいました!

こっちの漁港はかなり静かで、漁船も既にほとんど帰って来ていました。

漁師さんからセネガル人のおばちゃんが買い取った魚を見せてもらうというスタイルです。

そして私自身、肝心のセネガルの漁港を見てなにか見えてきたか・・・。

なにも見えてこなかったです!(笑)
やっぱり見えない人には見えない。

そういえば、さっきの記事もあんまり何言ってるか分からなくて、インターン生のえりちゃんに訳してもらったんだった(笑)

フランス語、勉強しよ!

2月27日(水)モニュメントへの売り歩き&ちゃりんこアイス

この日は、インターン生のかすみとセネガルの観光スポットの一つであるモニュメントでコロッケとネムの売り歩き。

2人で「全部売れたらアイス食べよう!」と言っていて、見事完売したので帰りに寄り道をしてアイスを食べました!(笑)

アイス1つ250cfa(50円)。
ちゃんと冷えていて味も美味しいです!

別の日に食べたチューインガム味。
かじった後の様ですが、袋から出したまんまがこれです。

味は何に近いかって言われたら見た目通りソーダです!

2月28日(木)じゃがバター試作、マルシェジュディで洋服を購入

毎週木曜日はJammRekk近くの広場で、マルシェジュディ(木曜市)と呼ばれる古着市が開かれ、昼から夜まで多くの人で賑わいます!

布、下着、本、もちろん服、なんでも揃います。

私も今回洋服を購入しました。
1着100円~と物凄く安くてびっくりしました。

3月1日(金)ネム作り、ちんすこう試作・販売

「JammRekkで何を販売しようかな?」とセネガルに来て早々から考えていました。

その結果、、、

セネガルでちんすこう作ります!

ちんすこう。セネガルでも作れました!

何故ちんすこうなのか?

1番の理由は、一時期作るのにハマっていて作り慣れているから。

そして、保守的と言われるセネガル人にとって、ちんすこうは目新しいものじゃないと思ったから。

また、セネガルではココナッツのお菓子やピーナッツが至る所で売られていて、その辺を使ってアレンジがきくと思ったからです!

けれど実際セネガルでは、人も小麦粉もまとまらない。by原田さん

なにが違うのかは分かりませんが、生地が上手くまとまらず、これにココナッツやピーナッツを入れるなんてとんでもないと思ったので最後の理由は却下になりました。

アレンジを加えずにそのまんまのちんすこうを売ることにしました。

それから、たとえセネガル人がラッピングなんか見ていないとしても(実際、多分だけどまったく見ていない)どうしても、アフリカ布を使ってラッピングしたくて、仕立て屋に行き、不要な布をタダで貰うことができました!

仕立て屋さんからタダでもらってきたアフリカ布の切れ端。

スーパーや地元の市場に材料を買いに行くところから始めます。
そしてJammRekkのオーブンで作りました。

1袋3つ入り100cfa(20円)で売ります。

もうちょっと高くてもいい、ヨーロッパ人をターゲットに、大容量にして店のカウンターに置く、などアドバイスを頂きましたが、これは売り上げにこだわらず、なるべく多くのセネガル人と話したり、やり取りをするための手段としてやりたかったので、売り歩き、それもなるべく1人で行くことにしました。

ちんすこうは思いのほか売れました!
1日に20食以上売れたこともあります。

原田さんや和心スタッフの皆さんから「すごいね!まさかちんすこうがこんなに売れるなんて思っていなかったよ!(笑)」と言われ嬉しかったです(笑)

3月2日(土)釣り看板完成、新メニュー試作、セネガルの50mプールへ

午前中はJammRekk業務をこなし、午後からはタクシーで15分程のプールへ泳ぎに行きました。

セネガルにはなんと50mプールがあります!飛び込みし放題、しかも羽根つき!

自分は高校卒業まで水泳をしていましたが、そんなプール日本でもなかなかありません。
どこかで使えるかなと思って持って来た水泳セット、まさか50mプールで泳げるとは!

プールの水は物凄く冷たかったのですが、久しぶりに泳いで気持ち良かったです!

3月3日(日)養鶏場見学、村訪問、アフリカンパーティー

セネガルで養鶏場を営む日本人がいます。その方に会うためにシンディアという地域に行って来ました!

リアル「こんなところに日本人」。

原田さんとインターン生仲間3人の合計4人で乗り合いタクシーに乗る事約1時間半。
目的地のシンディアに到着しました。

到着して早々、日本人を知るという村人登場!かなり遠くの方から歩いてくる日本人を指差して、拓朗さんを教えてくれました。めちゃくちゃ目がいい!

セネガルに来て養鶏を始めたという拓朗さん。
声をかけて来る人に対して、立ち止まり、帽子を取って挨拶をされているのが印象的でした。

日本にいると当たり前に感じるかもしれませんが、それを割と誰でも話しかけて来るセネガルで、みんなに同じように、そして続けられることがすごいと思いました。

拓朗さんはどこを歩いていても声をかけられます。

たとえ現地の言葉を完全に理解できなくても、(上の写真は、彼は言葉がわからないんだよといじられる拓朗さん笑)相手を知ろうとしていること、警戒心がないことはその人を見れば分かることで、現地の人も理解できる様です。

拓朗さんを見ていて、拓朗さんのこれまでの振る舞いが村の方との関係を築いたのだと感じました。

養鶏所を見学させていただいた後は、村の人とご飯を食べたり、ロバに乗せてもらったり貴重な経験をさせていただきました。

シンディアから帰った後はお誕生日会&送別会のパーティーを和心で開催しました。

ベナン人のミュージシャンの方が来て楽器を演奏したり歌を歌ってくれたり、セネガル人スタッフはみんな踊り狂ったり(笑)

本当に楽しい空間でした!!!

3月4日(月)ラックローズ、マルシェジュディ杯

インターン生のりさちゃん、かすみの3人でラックローズに行って来ました!原田さんのアドバイスでピンク色は期待せずに行ったので、実際に着いて、思ったよりピンク〜っていう反応でした(笑)

想像よりはピンク色のラックローズ。

すぐにボートに乗ったのですが、途中、湖に入るなら今だ!と言われ、色々心配しながらも、荷物置きっぱ、スマホをボート漕ぎのおじちゃんに託して、しっかり浮いてきました!死海よりも塩分濃度が高く、体が勝手に浮きます。

ラックローズは塩濃度が高いので身体が浮きます。

写真もいっぱい撮ってくれて、水もかけてくれて、着替える場所も用意してくれた優しいおじちゃん。

船で出てみるとよりピンクに見えました。

おじちゃん黒過ぎる、、。

ラックローズに行った感想としては、意外とピンクだったっていうのと、あとは、女だけで行って良かったねって3人で話をしました。

急に飛び込めと言われるので、あまり準備ができないままちょっとやばい格好で水に入って、よりやばくなってボートにあがる。おじちゃんはもうしょうがないことにします笑

着替える場所も用意してくれたと言いましたが、お土産屋のテントでお土産に隠れて着替え。

日本だったら気にすることも、アフリカにいたら気にならない!!

色々楽しい1日でした(笑)

また、ラックローズから帰ってきたら和心で「マルシェジュディ杯」を開催しました。

このマルシェジュディ杯とは、前回行った木曜市の古着の中で誰が一番お洒落かを決める大会(笑)

皆さん素人という事で私も参戦させていただきました。

残念ながら1位にはなれませんでしたが面白かったです(笑)

マルシェジュディ杯の集合写真

1週間を振り返って

3/7に控える日本祭りに向けて、新商品を考えたり、試作に時間をかけた1週間でした。
また、インターン生のえりちゃんと翔平くんが帰国しました。

翔平くんが帰った翌日には在庫の管理不足の為、閉店間際に来たお客さんの「ご飯がない!和心に貰いに行く!」ということがありました。

かすみと鍋持ってダッシュで走って「自分なにしてるんだよ(笑)」とも思いましたが、あれはあれですごい楽しく良い思い出になりました(笑)


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